メディア(生地)・印刷方法)
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メディアの種類

広告幕・応援幕で使用するメディア(生地)は、大きく分けて「布素材」と「ビニール系素材」の2種類に分類されます。基本的に布素材は軽くて持ち運びやすいので屋内用に使用することが多く、ビニール系素材は丈夫で耐候性も高いので屋外での使用に適しています。また種類に応じて印刷方法や発色性、保管方法なども異なります。

布素材

テトロンポンジ

テトロンポンジとは、のぼり旗の素材として最も多く使われているポリエステル系の生地です。しなやかで、インクの裏抜けの良い薄手生地です。また安価ですので、街でみかけるほとんどののぼり旗がこのポンジでできています。のぼりを作るときの最も一般的な素材になります。
上海出力
テトロンポンジ見本

テトロントロマット150g

頑丈で軽量な生地です。大きな横断幕を作成してもターポリンのように重くなることはないので、持ち運びにも便利です。光沢があり、発色にも優れています。
上海出力
テトロントロマット見本

ポリエステル110g

丈夫で裏抜けするので、のぼり旗・バナーなどにお勧めです。大きな横断幕を作成しても軽量なので扱いやすい素材です。

ポリエステル230g

ポリエステル製の中厚手の布です。白生地の光沢感がある素材で、生地に艶があり印刷の色が鮮やかに出ます。丈夫で耐久性があるため屋外でも使用されます。
上海出力
ポリエステル見本

防炎ポリエステル230g

ポリエステル製の中厚手の布です。白生地の光沢感がある素材で、生地に艶があり印刷の色が鮮やかに出ます。丈夫で耐久性があるため屋外でも使用されます。
上海出力
ポリエステル見本

保管方法
プリント面を内側にして折りたたみ、直射日光の当たらない風通しの良い場所に保管してください。保管中に折りしわが付いてしまった場合は、物干し竿等にかけてしばらく放置しておくと自然にしわは伸びます。またアイロンをかける際は、必ず当て布をしてください。

ビニール系素材

遮光ターポリン(485g・650g)

ポリエステル系の繊維を合成樹脂フィルムで包んだビニール系素材で、耐久性に優れたテント生地です。丈夫で耐侯性抜群の素材ですので、長期屋外掲示用に適しています。光を遮るよう、中に特殊な繊維を挟んであり、どのような印刷をしてもインクが裏に抜けてしまうことはありません。発色に優れ、両面印刷しても裏写りしない生地です。
2種類の厚さからお選びいただけますが、応援幕のように一回の設置期間が短く頻繁に取り外しをされるような使用法の際は比較的軽量な485gを、広告目的などで継続的に設置される場合は 耐久性の高い650gのものをオススメします。
上海出力
遮光ターポリン見本

防炎遮光ターポリン(460g・650g)

ポリエステル系の繊維を合成樹脂フィルムで包んだビニール系素材で、耐久性に優れたテント生地です。丈夫で耐侯性抜群の素材ですので、長期屋外掲示用に適しています。光を遮るよう、中に特殊な繊維を挟んであり、どのような印刷をしてもインクが裏に抜けてしまうことはありません。発色に優れ、両面印刷しても裏写りしない生地です。
2種類の厚さからお選びいただけますが、応援幕のように一回の設置期間が短く頻繁に取り外しをされるような使用法の際は比較的軽量な460gを、広告目的などで継続的に設置される場合は 耐久性の高い650gのものをオススメします。
上海出力
遮光ターポリン見本

メッシュターポリン380g

ポリエステル系の繊維を合成樹脂フィルムで包んだビニール系素材です。
全面に小さい風通し穴のあるターポリンで、強い風により幕が裂けないように工夫されています。ターポリンよりも軽量で扱いやすい素材です。少し離れると穴は見えなくなり、デザインが鮮明に見えます。
上海出力
メッシュターポリン
サイズが縦横ともに1500mmを超える場合、大型用印刷機に変更します。
それに伴い印刷の仕上がりに若干違いが生じます。

下の比較イメージのように、大型用印刷機の場合は細かな色の再現性が若干低く、近くで見た時に粗い印象がありますが、近寄らないような場所への掲示であれば離れて見る分には問題ありません。
それでも仕上がりが気になる場合は、「UVインクジェットプリント」を選択いただければ、金額は高くなりますが近寄ってみても粗い印象を感じさせずにきれいな仕上がりになります。

【1500mm以内の印刷イメージ】

1500mm以内 印刷イメージ

【1500mm以上の印刷イメージ】

1500mm以上 印刷イメージ

保管方法
インクがメディアの上に乗る形の印刷方式なので、折りたたむと表面のインクが剥がれる可能性があります。保管の際はプリント面を内側にして丸めて直射日光の当たらない風通しの良い場所に保管してください。

印刷方法

布素材には昇華型のプリント方式(インクを熱で気化させて繊維の中に染みこませる方法)で、屋外で使用するビニール系素材は溶剤インクジェット出力となります。

昇華転写プリントテトロンポンジテトロントロマットポリエステルトロピカルトロマット

分散染料インクをインクジェットプリンタにより転写紙に印字し、その転写紙とプリントしたい布を合わせて熱ローラーにて加熱することにより、転写紙にプリントされたインクが液体から瞬時に気体となり繊維に染色されます。鮮やかな発色で、染めることによって生地目をふさぐことがなく、通気性・耐久性・耐候性に優れています。

仕組み

昇華転写プリントの仕組み

溶剤インクジェットプリント遮光ターポリン メッシュターポリン

印刷後に加圧・加熱によりインクをメディアに定着させる印刷方式です。水に強く耐候性が比較的高いのが特徴です。

仕組み

溶剤インクジェットプリントの仕組み

UVインクジェットプリント遮光ターポリン メッシュターポリン

印刷後に加圧または加熱でインクをメディアに定着させるのと異なり、紫外線を照射することでインクが硬化する印刷方式です。メディア自体も耐候性が高いですが、UVインクジェットプリントにより長期間使用しても色あせに強く発色性も高いです。

仕組み

UVインクジェットプリントの仕組み