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Office系データについて

Office系ソフトのファイルからは印刷することができません

Office系ソフトのデータを印刷用に変換いたします

Office系ソフトが印刷データとして利用できない3つの理由

Office系ソフトではチラシやPOPなどの作成が比較的手軽に行えるため、それらを「印刷データとして使用できないか」とお問い合わせを度々いただきます。
申し訳ありませんが、当サイトではOffice系ソフトでのご入稿は受け付けておりません。
何故Office系ソフトのデータを利用できないのか、理由は3点ございます。

1.Office系ソフトのカラーには「RGBカラー」しかない

パソコンの画面に表示される色は基本的にRGBカラー(光の三原色)になり、Office系のソフトで使用しているカラーもRGBカラーとなります。 一方、印刷物には基本的にCMYKカラー(光の三原色+黒)が必要となります。 IllustratorやPhotoshopなどのデザイン系ソフトでは、このCMYKカラーを使用することができるため、印刷物制作の標準ソフトとして広く利用されています。

◇CMYKカラーでRGBカラーを再現できません◇

CMYKカラーはRGBカラーよりも表現できる色の範囲が少ないため、RGBカラーと同じ色合いを表現できません。

【RGBカラー例(R:0,G:255,B:0)】

【CMYKカラー例(自動変換)】

※RGBカラーからCMYKカラーに自動変換すると、暗く沈んだ印象になってしまいます。
◇蛍光色を再現できません◇

雑誌などで使用される蛍光色のような鮮やかな色は「特色」といってCMYKカラーで表現できない色をインクの調合によって再現しています。 当サービスの印刷では大型インクジェット出力になりますので、特色の使用は出来ません。

印刷の色についての詳細はこちら

2.正確なサイズでの制作が難しい

基本的にWordは”文書作成”、Excelは”表計算”、Powerpointは“プレゼンテーション”といった目的のためのソフトであって、
本来印刷物のデザインをするためのものではありません。 また、印刷する際、主にA4〜A3サイズなどで作成することを考慮されているため、本サイトの商品のような大きな印刷サイズを正確にデータ化できません。

3.フォント(書体)のアウトライン化ができない

文字は書体(フォント)の種類を選択して表示されていますが、全てのパソコンにおいて同じ種類の書体(フォント)が備わっているとは限りません。むしろ、備わっていないことが多いでしょう。 このように特殊な書体(フォント)を使用し、その書体(フォント)が他のパソコンに存在しない場合は、別の書体に置き換わって表示されてしまいます。 それを防ぐ為に、Illustratorでは書体(フォント)の輪郭を正確になぞったオブジェクトに変換することができ、これが「書体のアウトライン化」と呼ばれています。

【作成時の表示】

アウトライン化していない書体をご自身のパソコン環境で見ている場合は、もちろん問題なく表示されます。

【書体を持たないパソコンで見た場合】

アウトライン化しない場合、同じ書体が入っていないパソコン環境で確認すると、基本書体に変換されてしまいます。

【書体のアウトライン化】

アウトライン化することでテキストと同様の輪郭のオブジェクトとなり、どのパソコン環境でも問題なく表示することができます。

アウトライン化することでテキストの打ち直しはできなくなりますが、書体(フォント)種類をたくさん持っていないパソコンでも同じ書体を表現できるようになります。 Office系ソフトでは、この「書体のアウトライン化」ができません。

以上の点から、当サイトで「完全データ」としてご入稿いただく際は、IllustratorかPhotoshopでお願いしております。ご理解のほどお願いいたします。

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